産地・生産者
吉良食品では自社農園とは別に、契約農家様の野菜を使用しており、
生産者の顔が見える商品作りを行っております。
吉良食品では自社農園とは別に、契約農家様の野菜を使用しており、生産者の顔が見える商品作りを行っております。
九州内外で多くの契約農家と提携栽培を
実施しております
九州内外で多くの
契約農家と提携栽培を
実施しております
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ごぼう(熊本・宮崎・鹿児島)
乾燥ごぼうは主に宮崎、鹿児島、熊本で栽培された原料を使用しています。特に宮崎県では新しい農業に取り組む「はざま牧場」が生産しており、霧島連峰を見渡す宮崎県都城の農場は、豚6万頭、牛6千頭を飼育する大規模な農場です。そこで出る糞尿を利用した堆肥を作り、さらにそれを利用した農作物の栽培と新しい農業形態に挑戦しています。その取り組みは農林大臣賞を受賞するなど注目を集めています。ここで原料として栽培されているのは柳川理想という品種です。首のくびれが少なく肉付きのよいのが特徴です。甘味、風味ともに最高の品質のものが使用されています。
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大根葉(熊本産)
乾燥大根葉は自社栽培と契約農家で栽培された原料を使用しています。現在は柔らかい大根の葉をとるために、葉取り専用の大根の植え付けを行っています。この大根は播種から35日で収穫でき、柔らかい大根の葉が多く取れる代わりに、大根の部分が小さいというのが大きな特徴です。1年を通じて収穫できる大根葉は、このような独自の栽培法に力を入れています。
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人参(熊本産)
乾燥人参は主に熊本県菊池郡の契約農家で栽培された原料を使用しています。その中で菊陽町は、九州でも有数の産地で多くの生産者が取り組んでいます。露地で春・冬2回収穫ができ、季節に応じたおいしい人参を栽培しています。
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ほうれん草(熊本産)
ほうれん草は主に熊本県菊池郡大津町にある自社農園でミネラルが豊富な火山灰土を使用し栽培しております。最適な生育環境を整え栄養豊富な野菜に育てる為、様々な工夫を凝らしながら取り組んでいます。弊社の野菜は厳正に管理された環境のもと栽培されており、現在総面積12ha、ほうれん草は年間約130tを栽培しております。今後、自社栽培の強みを活かし農薬が少ない栽培方法である特別栽培や、有機栽培の実現を目指し挑戦し続けて参ります。
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インタビュー
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野菜づくりに本気な
吉良食品が大好きです株式会社田島商店
代表取締役 西野 竜太 様-
自己紹介
私たちは肥料・農薬・農業資材を農家さん向けに販売しています。また、これらを使用して農業におけるさまざまな知識を共有する勉強会を行ったり、果樹や野菜などの専門の人と連携することで、総合的に農家さんが持っている問題を解決します。
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吉良食品との出会い
私自身生まれも育ちも大津で、現代表のことは小学校の頃から知っていました。大人になってから同じ経営者ということで商工会に誘っていただいたことがきっかけでした。吉良食品には植物に熱心な方が多く、野菜作りを本気で行ってくれる人が多いというのが最初の印象で、それは現在も変わりません。それぞれの分野でプロフェッショナルとして責任を持って動いてくださる部分にとても感銘を受けています。社内で問題を出して話し合い、相談し解決してより良い土壌を作っていく。この良い循環を私たちも勉強させていただいています。
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想い
農家さんのお困りごとを解決することがやりがいです。吉良食品の場合だと乾燥野菜なので、一度に何トンもの収穫量を必要とします。普通の野菜よりも大きく育てることがとても重要なので、植物の成長するタイミングに合わせて、肥料の量やブレンドを細かく調整したりしています。
また、収穫量が多いということは畑が大きくなくてはいけません。広い畑の土のコンディションを全体で揃え、定期的に土壌を調査しながら何年もかけて畑全体ムラがないように整えていきます。そういった作物へのコミットが身を結び、結果として現れることが何よりも喜びです。吉良食品も時期、量、味、病気など問題はさまざまですが、そこに寄り添って解決することを一番大切にしています。熊本地震の時も乾燥野菜は電気を使わず保存できるため、避難所でとても重宝されていました。一緒に社会貢献ができるパートナーとしてありがたく思っています。 -
吉良食品とのこれから
現段階で吉良食品の商品が消費者の口に届き、私たちも間接的に幸せの循環の一つになれていると実感します。ただ、これからはそれ以上に農業の後継者作りや商品自体の栄養を高めたりなど、社会に求められるような乾燥野菜づくりを一緒にしていきたいです。そもそも業界全体で高齢者の方が多いので体に優しいサービスや仕組みが必要ですし、他にも若者に向けた農業の知識の向上やお互いに教え合えるコミュニティづくりを進めていきたいです。農家の方々は作っている野菜それぞれの分野で専門性が上がってくるので、それを共有して生産性をあげたり、少しでも長く持続できるような手助けができればと思っています。
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一緒に成長できる会社、
それが吉良食品です吉良食品 原料隊
平川 卓 様-
自己紹介
吉良食品の自社で野菜を生産するチームで原料の栽培と収穫をしています。20枚の畑でほうれん草・小松菜・葉とり大根の3種類の野菜を育成、管理することで安定的に工場に原料を届けています。
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吉良食品との出会い
1から1人で食物を作ることへの憧れから、農業という世界に挑戦したいという気持ちがありました。今の代表とは同級生で繋がりがあり、前職を辞めたタイミングで相談したことが働くきっかけです。1人だと困難な農業も、仲間がいたり機械化も進んでいる環境のおかげで、楽しく働いています。吉良食品には「すべてはいい会社を作るため」という経営理念があります。代表はもちろん従業員全員で本気で理念を実現しているので、自分のやりたいことが会社に貢献することにつながるのであれば、会社としてとことんバックアップしてくれます。そんな今の環境がとてもいいなと思います。
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想い
野菜を作る上でやはり最初の土壌づくりがとても大切です。土の特性を考えて草が生えないように耕運したり、美味しい野菜が育ちやすいようにチームや専門家に相談をしながら進めています。そして、雑草や病気には常に気をつけています。畑にこまめに足を運び、状態を見て回ります。その日の天候によって状況が変わってしまうので本当に目が離せません。今年の環境に適応し、質の高い野菜を届けるために日々勉強を重ねています。また農業の機械化を進めていく中で、手作業では気付けていた部分に機械は気づかないという課題があります。例えば、少し虫食いがあった部分は手でちぎったりできますが機械は全て収穫してしまうんです。そこで、いいものをもっと綺麗に育てています。チーム全員で土壌を作って病気や虫、雑草に気を配り、本当にいい野菜が出来上がった時、とてもやりがいを感じます。
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吉良食品とのこれから
スマート農業を進めていく事はとても意識しています。年配の方が多く、若者が少ないこの業界ではネックの部分で人が足りていない状況です。機械化を進めることによって人件費を削減し、年配の方への負担が減ることはもちろんですが、何より「働きやすくなる」ということが大切だと思います。とにかく農業はキツいというイメージがあります。機械化によって働きやすくなることで若い人たちでもどんどん挑戦してもらえるようにしていきたいです。また、青果の販売も視野に入れています。スケジュール通りに作物が出来上がらなかったり、逆に早く出来すぎたりしてしまうことがあると、とても勿体無いですよね。もちろん乾燥野菜が土台としてある状態で余った畑や時間を活用し、青果と両方販売できるようになればいいなと考えています。
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